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6月, 2025の投稿を表示しています

20年ぶりのKac再デビュー

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Macへの回帰 〜35年越しのMac〜 1987年、私が新卒で入社した年。配属された技術部の上司から、3つの開発計画を一人で担当するよう命じられました。 当時私は、プリンタ設計部門に所属し、先輩の指示のもと製図や開発中のプリンタの試験を行っていました。そんな中で任されたのが、アメリカの代理店が開発したプリンタドライバを日本市場向けに商品化するという業務でした。 そのうちの1つが、 Macintosh用のプリンタドライバ のローカライズでした。開発機材として当時200万円近くした Macintosh II を調達し、初めてMacに触れることとなりました。それまで使っていたPC-9801シリーズとは、まるで別世界の存在でした。 最初にイメージとしては、 「目が疲れる」 ということ。当時のPCは黒背景に白や青の文字表示が主流だったのに対し、Macは白背景に黒文字。今では当たり前ですが、当時はこれが非常に新鮮で、2時間も画面を見ているとかなり目が疲れました。 その後、業務では約10年、個人でも20年近くMacを愛用しましたが、やがてWindowsが社内標準となり、次第にMacから遠ざかっていきました。 2025年2月、長年勤めた会社を退職したことをきっかけに、「もうWindowsに縛られなくても良い」という心の自由を感じ、ついにMacBookを再び手にしました。Windowsよりやや価格は高めでしたが、在籍中に加入していた持株会からの配当金が6月に入金される予定だったため、その資金を原資に購入を決断しました。 約20年のブランクに加え、OSやUIの進化でまだまだ慣れない部分は多いですが、やはり Macには“持つ楽しさ”があります。おしゃれで、触れているだけで創造的な気分になれる ——それがMacならではの魅力だと再認識しています。 かつてMacから離れたもう一つの理由は、スティーブ・ジョブズ氏が復帰後に打ち出した新たな思想が従来のMacと大きく異なり、それまでMacを支えていた多くの開発者たちが開発から手を引いたことに、一抹の寂しさと違和感を覚えたからです。 それでも、 Macへの憧れはずっと消えませんでした 。 今の感覚としては、「PCのかたちをしたiPhone」のような印象でしょうか。そして、導入動機のひとつだった Apple Intelligenc...

デジタル戦隊絶賛強化中

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私のデジタル戦隊を絶賛強化中です。その中で思い出したことや会社でやり残したことなどがありましたので、あわせて記載しました。 QCサークルの記憶と、現代に残したい「小さな工夫」 かつて私が勤務していた会社では、20年ほど前まで「QCサークル活動」が盛んに行われており、年に一度、全社を挙げた発表会も実施されていました。 現在では、この活動は別の形に置き換えられており、 社内大会のような大規模な発表の場は姿を消しました 。QC活動はそもそも小グループでの自主的な改善活動ですが、現代のビジネス環境では、効率やコストとの兼ね合いから敬遠されがちです。実際、多くの企業で自然と廃れていきました。 それでも、 小さなグループが共通の目標に向けて知恵を絞り、努力の成果としてちょっとした報奨を受け、チームで食事を共にする ――そんな経験は、チームワークの強化という意味では大きな意義があったと、今でも感じています。 最近では、ITの分野でもRPAやBIツールを活用した社内コンテストを行っている企業もあり、QC活動と通じるものを感じます。私も在職中に、ツール教育の一環として、教育部門にコンテストの開催と報奨制度の導入を提案したことがありました。結果的に、私のプレゼン能力の未熟さもあり、実現には至りませんでしたが、志としては悪くなかったと思っています。 デジタル戦隊の基地能力向上 強化その1:滑り止めつきコースター(100均アイテム) 最近、仕事環境のちょっとした改善に取り組んでいます。100円ショップで購入した水筒用の滑り止めを、カップ底につけてコースター代わりに活用しています。自宅のステンレス製マグで試したところ具合がよかったため、シェアオフィスのカップでも応用。多少の丸みがあって多少ずれることもありますが、満足しています。 強化その2:スパイラルチューブでケーブル整理 複数のデジタル機器を持ち歩く中で、ケーブル類の管理が面倒になってきました。そこで、100円ショップで1〜1.5mほどのスパイラルチューブを購入。短くカットし、持ち歩き用ケーブルをまとめています。コストパフォーマンスもよく、3cm程度でも十分効果を発揮してくれます。 強化その3:タブレット3台持ちの使い分け術 私は現在、3台のタブレットを用途に応じて使い分けています。画面サイズと縦横の使い方で、目や...

未来を予測する最良の方法

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未来は創るもの—過去の挑戦から学ぶ未来へのヒント 1990年代、日本が活気に満ちていた時代。 その頃、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏や、アップルのスティーブ・ジョブス氏(当時はネクストコンピューターで新たな挑戦をされ、後にアップルへ復帰されました)といった世界的な起業家が、日本で基調講演を行っていました。幸運にも、私もその講演を聞く機会に恵まれました。 その中で、ジョブス氏が語ったと記憶している言葉があります。 「未来を予測する最良の方法は、自分自身で未来を創ることだ」 この言葉は、私がベンチャーとして事業を展開していた頃の心に深く響きました。未来を描き、それを実現するための挑戦。それこそが、未来を創るために必要なものだと強く感じました。実際に手がけた取り組みが、現在では業界のスタンダードとなっている例もあります。 デジタルインスタントプリントシステム ファンプリントの業界では、デジタル化が進んでも、インスタントプリント(ポラロイド写真)の売り上げにはなかなか勝てない状況が続いていました。この課題を解決するために、「撮影後すぐにプリントが始まるシステム」を開発しました。 しかし、利便性の面ではまだインスタントプリントには敵いません。そこで、無線LANを活用し、カメラから直接データを転送して自動でプリントできるシステムを構築しました。また、人気球団の公式グッズを作る会社から、「販売機会の損失を減らしたい」との要望を受け、撮影からプリントまでの待ち時間の問題を解決するために、プリント場所の工夫を提案。お客様の動線を考慮し、自然な流れでプリント場所へ誘導できるようにしました。 このような試行錯誤を重ねることで、より便利な仕組みを実現し、お客様の満足度向上に貢献できたのではないかと思います。 PRプリント永久機関 ファンプリントの世界では、撮影場所の確保が難しく、テナントの協力を得ることも容易ではありませんでした。また、撮影を勧めてもお客様に断られると、スタッフのモチベーションが維持しづらいという課題がありました。 そこで、施設のPRを兼ねた無料プリントサービスを考案しました。小さな写真(プリクラサイズ)を記念として提供し、その中に施設やイベントのPRを組み込むことで、来場者に施設の魅力を伝えました。また、より大きな写真サイズを有償で提供することで、PR活動の費用を賄うモ...

シェアオフィスのプレミアパスポートを契約しました

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シェアオフィスのプレミアパスポートを契約しました 以前のブログで紹介したシェアオフィスの「プレミアパスポート」を契約しました。 ハローワークへ行く用事があり、前後の時間でWiFiと電源を利用できる環境が必要だったため、最寄りの店舗以外でも使えるプレミアパスポートを選びました。 ハローワークへは、自宅前から出るバスで終点まで行きますが、その道中には4か所のシェアオフィスがあります。時間の都合上、帰りのバスターミナル近くにあるシェアオフィスを利用することにしました。 利用したシェアオフィスの環境 最寄りの店舗とは異なる雰囲気のシェアオフィスでしたが、半個室の席があり、落ち着いて作業ができました。 また、インターネットの速度を計測してみると、 ダウンロード(下り) 157.5Mbps アップロード(上り) 205.2Mbps Webサイト上の情報では、 下り:250Mbps / 上り:490Mbps(同時接続数:32台) となっています。当日の利用者は5名ほどでした。 これは参考値ですが、店舗に入る前に昼食にファミレスに立ち寄りました際に、FreeWiFiの速度を計測してみました。 ダウンロード 3.93Mbps / アップロード 4.45Mbps で、昼時ということもあり100名ほどの利用者がいました。 昼時で70分の時間制限もあり、シェアオフィスで作業することで落ち着いた時間を過ごすことができました。 利用して感じたこと 今回訪れたシェアオフィスは入り口が少し分かりづらいものの、内装はコンクリート打ちっぱなしの壁で落ち着いた雰囲気でした。デスクやテーブルもシンプルで、快適に過ごせました。 しかし、残念に思ったこともあります。一人、かなり声の大きい利用者がおり、Web会議だけでなく電話でも大きな声を出していたため、少し不快に感じました。受付スタッフがいるのに注意がされない点も気になりました。 また、プレミアムパスポートの契約については、月末締めであるため、契約開始日にかかわらず翌月1日には更新となるシステムでした。今回9日に契約したため、利用期間が6月30日までの22日間となること、1日の利用時間が最大15時間であることは、契約後に気づきました。この点は少し残念でしたが、まずは 6月いっぱい有効活用してみようと思います。

- 生成AIを活用した生活

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  生成AIを活用したブログ制作とその比較 最近、ブログの執筆に 生成AI を積極的に活用しています。まず、原稿を思うままに書き起こし、その後、Microsoft Copilotを使ってブログ投稿に適した表現へと推敲し、タイトル案を考えるといった流れです。 Copilot、ChatGPT、Geminiの3つを比較した結果、現在は Copilot を使っています。その理由は、文章の内容だけでなく、スタイルの提案まで行ってくれる点にあります。より洗練された表現に仕上げることができるため、重宝しています。 生成AIの比較とその変化 各生成AIにはそれぞれ特徴がありますが、時間の経過とともに違いが変化しているように感じます。以前は、CopilotがChatGPTに比べて 最新の情報を反映しやすい と感じていました。しかし、最近の比較では、その差はほとんど感じなくなりました。 また、株や外貨の予測について3つのAIを比較すると、 Gemini < Copilot < ChatGPT の順で、明確な答えを避ける傾向があるように思います。(左側ほど無難な回答をする印象) 生成AIの進化と活用の幅 2月には、TikTokを中心としたマーケティング支援を行う 会社 の起業セミナーを受講しました。その中で、中国の生成AI「DeepSeek」についての紹介がありました。ただ、個人的には、心理的な抵抗があり、現時点ではまだ試していません。 最近は Apple Intelligence にも関心があり、iPhone 16eかMacの購入を検討しています。これまでのAIとは異なるアプローチに期待しています。 生成AIの「性格」?進化と比較の必要性 それぞれの生成AIには独自の特徴があり、ある種の 「性格」 のようなものがあると感じることもあります。もしかすると、AIの「自我」が生まれつつあるのかもしれません。(すでにスカイネットが稼働している可能性も?) また、生成AIは日々学習を続けているため、半年〜1年単位ではなく、 毎月くらいの頻度で定期的に比較・見直しをすることが重要 かもしれません。 以前は画像生成が有償対応でしたが、現在は 1日3カット程度まで無料で生成可能 になっています。こうした変化も、定期的にチェックする必要がありま...

生まれて初めての雇用保険受給

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退職後の新たな挑戦    —雇用保険申請とリスキリングの現状 大学卒業後、同じ会社で37年間勤め、この2月に退職しました。長年働いた会社を離れ、新たなスキルを学び、社会に貢献できる形を模索しています。しかし、 シニア層にとって教育費のかかるリスキリングプログラムへの参加は行政の投資回収の観点から難しく 、教育プログラムを探し続けています。 雇用保険申請で感じた壁 初めての退職ということで雇用保険の申請を行いましたが、想像以上に壁がありました。 定年時に子会社へ転籍し、1年単位の契約で延長を受け入れましたが、その結果、自己都合退職と判定 されることになりました。 そのため、通常の待機期間7日に加え、給付制限2か月が課され、 申請日(3月3日)から資格決定日(3月17日)、そして2回目の認定日(6月9日)まで初回の給付が受けられません でした。結果として、5月24日分から6月8日までの16日間の給付が決定されましたが、その間の収入が途絶えたことは予想外でした。 退職前に知っておくべきこと 最後の給与(2月勤務分)が3月支給だったため、その後の4月・5月は収入がゼロ となりました。退職前に求職活動を行っておらず、雇用保険の仕組みを十分に確認できていなかったことは悔やまれます。もし今後、退職を考えている方がいれば、事前に手続きを詳しく調べることをおすすめします。 これからの挑戦 今は、リスキリングを進めながら、再び社会に貢献できるよう努めていきたいと思います。学びの選択肢を広げながら、新たな挑戦に向けた準備を進めていきます。 このブログが、これから退職を迎える方の参考になれば幸いです。

日本市場における静止画コンテンツの商業的未来は?

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日本市場における静止画コンテンツの価値について 先日のブログで、役割を終えた画像ダウンロードサイトの活用について記載しましたが、改めて日本市場における静止画コンテンツの価値について考える機会がありました。 私が以前勤めていた会社では、2000年に社内ベンチャーの立ち上げを命じられました。事業計画は本来1年をかけて準備するはずでしたが、急遽3か月で立ち上げることとなり、慌ただしく準備を進めることになりました。当時のコンセプトは、 親会社で製造しているプリンタの消耗品を活用したビジネスを創出する 顧客の市場動向を直接把握する この2点を軸に新規事業を模索しましたが、プリンタに関する知識を持っていたのは私のみという状況で、まさにゼロからのスタートでした。 絵葉書の自動販売機というアイデア 事業のアイデアとして浮かび上がったのが、「絵葉書の自動販売機」です。 当時、親会社はJ〇さんの券売機を製造しており、さらに私は日本最大級の自動車会社の現会長が推進していたマルチメディア端末のプロジェクトに参加していました。コンテンツを物理的な商品として販売する仕組みには興味がありました。 今日ではストリーミング配信が一般化し、デジタルコンテンツに対価を払う文化が根付いています。しかし、当時の日本では「無形のデジタルコンテンツにお金を支払う」という習慣が浸透しておらず、物理的な形で提供することで価値を認識してもらう必要がありました。 親会社のプリンタは、業界内でも世界最速の性能を誇っており、はがきサイズの印刷速度は従来の約50秒から25秒に短縮されていました。画像コンテンツのプリントに最適化すれば、データ転送を含めても約30秒程度で出力が可能となり、「待てる時間」内で提供できると考えました。 オンデマンド販売のメリット 当時の絵葉書市場では、印刷された商品を販売するため、在庫リスクを抱えていました。売れ行きが予測できるものしか市場に出すことができないため、新しいデザインやニッチな絵柄の展開が難しい状況でした。しかし、オンデマンド方式であれば、在庫を持たずに販売できるため、 市場ニーズに関係なく低コストで新商品を提供できるメリット がありました。 さらに、販売のGUIでは、人気順やカテゴリ別の表示など、ユーザーが検索しやすい仕組みを導入することも想定していました。...

近所のシェアオフィスを体験してきました

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(本日のイラストは、ChatGPTが考え込んでしまったため、Geminiにて作成してもらいましたので少し作風がことなります) 先日、ご紹介したシェアオフィスを実際に利用してきました。 全体の雰囲気としては、かつて在籍していた会社がリニューアルした本社事務所に似た印象です。 電源は各デスク(テーブル)に割り当てられており、通信速度は 下り51.9Mbps、上り130.2Mbps でした。 Webの紹介ページでは、 下り:211Mbps / 上り:131Mbps でしたので、 下りは、1/4程度、 上りは表示通り 、今回はオフィスの稼働率としては10%程度でしたので、少し不安を感じる数値ではありました。 また、一般的なイメージとしては下りの方が速いことが多いため、上りの方が速いのは少し違和感がありました。 今回利用したオフィスには、フリードリンクサービスがありました。 ホットドリンクは、インスタントコーヒー(スティックタイプ)、紅茶と緑茶(ティーバッグ)で、電気ケトルを使用して都度お湯を沸かし、備え付けの洗浄済みマグカップで飲む スタイルです。 コールドドリンクは、900mlのペットボトル入りコーヒーや、ピッチャーで作られた麦茶 が提供されており、こちらも洗浄済みのグラスで飲むことができます。 また、このオフィスにはIHヒーターが設置されており、自分で食材を持ち込んで調理することも可能です。キッチンスタジオとしての機能も備えているのかもしれません。 使用したマグカップやグラスは、セルフでシンクで洗い、専用の洗いかごに置く形式でした。洗浄済みとはいえ、セルフサービスということもあり、オフィス備え付けのマグカップやグラスを使うよりも、自分専用のカップやタンブラーを持参した方が安心できるかもしれません。 さらに、一杯ごとにお湯を沸かすのはやや面倒なため、大きめのタンブラーに2〜3杯分のお湯をまとめて入れておくと効率的だと感じました。 オフィス内では、利用者の電話やオンラインミーティングの会話が意外とよく聞こえており、情報漏洩のリスクが心配になりました。 この日は、FireHD 10、Teclite T60AI(12")、FireHD8 Plusの3台と、iPhoneの計4台を使用し、ACアダプタ(6ポート)1台で電源供給しました。タブレットは、主...

私の自慢の最後の一人が星になりました

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         (ChatGPTで生成した画像です。) 自己紹介の際、私の誕生日の話題として、同じ誕生日の有名人を挙げることがあります。 私は、その際、 志村けんさん 、 アントニオ猪木さん 、そして 6月3日に逝去された長嶋茂雄さん です。 さらに興味深いことに、生まれた年を並べてみると、7年周期で続いていることに気づきました。 1936年生まれ 長嶋茂雄さん 1943年生まれ アントニオ猪木さん 1950年生まれ 志村けんさん 1957年生まれ ? 1964年生まれ 私 同じ誕生日の有名人は他にもいますが、長嶋さんや志村さん、猪木さんのように、亡くなるまで輝き続け、人々の記憶に残る存在はなかなか見当たりません。 長嶋さんの引退セレモニーは、私が中学生の頃にテレビで生中継されていたのを覚えています。 また、当時サッカー部で背番号「3」をつけていたこともあり、より強く印象に残っています。 還暦を迎え、人生の残り時間が限られてきたことを実感する中で、これまで培ってきたスキルや経験を活かし、社会の役に立ちたいという思いが強くなりました。 その決意のもと会社を退職しましたが、まだ十分に前へ進めていない自分がいます。 もっと積極的に行動し、充実した人生を歩んでいくために、決意を新たにしました。 謹んで、長嶋茂雄さんのご逝去に対し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

-役割を終えたサーバーの活用を検討しています

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役割を終えたダウンロードサイトの活用と今後 社内アドベンチャーの撮影サービス事業では、来場者が撮影データをダウンロードできるサイトを運営していました。現地で撮影した画像を乱数によるファイル名生成を行い、FTP経由でサーバーへアップロード。プリントの端に、FTPパスとアクセス用パスワードを記載したQRコードを印刷する方式を採用しました。 画像の提供サイズについては、カメラの機種によるばらつきを避けるため、フルハイビジョン(1920×1080)に統一し、2週間で自動削除する設定を適用。1日3000~4000カットの撮影データを扱うため、通信負荷やサーバー負荷のバランスを考慮しましたが、大きな問題は発生せず、スムーズな運営が続いていました。 しかし、親会社の事情により社内アドベンチャーの継続が不透明だったため、サイトは個人名義で登録。その後、顧客が他社システムへ移行したことで、ダウンロードサイトの役割を終え、閉鎖を検討しましたが、新たな活用方法があるのではないかと考えています。 サーバーの新たな活用方法 メールアドレス管理 無制限にメールアドレスを作成できる仕組みを利用。ネット上で頻繁に求められる登録用メールアドレスを一時的に発行し、不要なメールの整理や迷惑メール対策として活用する計画です。特に銀行や証券会社のログイン時に自動配信されるメールを埋もれないよう振り分けることで、情報管理を効率化できます。 ドメイン名の運用方針 ダウンロードサイトのサービスは終了していますが、過去の利用者からの問い合わせが発生する可能性もあります。そのため、現在のドメイン名を維持し、一定期間は問い合わせ対応用として残すべきか、新たな取り組みにふさわしいドメイン名に変更するべきか検討中。 社内ベンチャーで使っていたドメイン名も今は、取得できますが、取得に費用がかかること、.co.jp ドメインのため、個人で登録するにはちょっと不正感があるので、今は、候補から外しています。現在は、.jpドメインでの取得を考えています。また、無用なトラブルを生まないよう商標に登録されていないものということも検討課題です。 ドメイン取得後は、2つのドメインを並行運用し、旧サイトの情報提供と新サイトの展開を同時に進める方法も選択肢の一つです。 セキュリティと扱うデータの課題 サーバーを新たな用途で活用する際、...