-役割を終えたサーバーの活用を検討しています
役割を終えたダウンロードサイトの活用と今後
社内アドベンチャーの撮影サービス事業では、来場者が撮影データをダウンロードできるサイトを運営していました。現地で撮影した画像を乱数によるファイル名生成を行い、FTP経由でサーバーへアップロード。プリントの端に、FTPパスとアクセス用パスワードを記載したQRコードを印刷する方式を採用しました。
画像の提供サイズについては、カメラの機種によるばらつきを避けるため、フルハイビジョン(1920×1080)に統一し、2週間で自動削除する設定を適用。1日3000~4000カットの撮影データを扱うため、通信負荷やサーバー負荷のバランスを考慮しましたが、大きな問題は発生せず、スムーズな運営が続いていました。
しかし、親会社の事情により社内アドベンチャーの継続が不透明だったため、サイトは個人名義で登録。その後、顧客が他社システムへ移行したことで、ダウンロードサイトの役割を終え、閉鎖を検討しましたが、新たな活用方法があるのではないかと考えています。
サーバーの新たな活用方法
- メールアドレス管理
無制限にメールアドレスを作成できる仕組みを利用。ネット上で頻繁に求められる登録用メールアドレスを一時的に発行し、不要なメールの整理や迷惑メール対策として活用する計画です。特に銀行や証券会社のログイン時に自動配信されるメールを埋もれないよう振り分けることで、情報管理を効率化できます。 - ドメイン名の運用方針
ダウンロードサイトのサービスは終了していますが、過去の利用者からの問い合わせが発生する可能性もあります。そのため、現在のドメイン名を維持し、一定期間は問い合わせ対応用として残すべきか、新たな取り組みにふさわしいドメイン名に変更するべきか検討中。
社内ベンチャーで使っていたドメイン名も今は、取得できますが、取得に費用がかかること、.co.jp ドメインのため、個人で登録するにはちょっと不正感があるので、今は、候補から外しています。現在は、.jpドメインでの取得を考えています。また、無用なトラブルを生まないよう商標に登録されていないものということも検討課題です。
ドメイン取得後は、2つのドメインを並行運用し、旧サイトの情報提供と新サイトの展開を同時に進める方法も選択肢の一つです。 - セキュリティと扱うデータの課題
サーバーを新たな用途で活用する際、セキュリティ対策は重要な課題となります。特にメールアドレス管理では、スパムやフィッシング詐欺への対策が求められます。登録用メールの運用には、適切なフィルタリングや定期的なアカウント管理が必要です。また、データベースを活用する場合、個人情報や機密データの取り扱いに細心の注意を払う必要があります。これらの課題を考慮した適切な運用を検討することが不可欠です。 - Web制作の学習と活用
サーバー上にはMySQLが用意されており、現在はWordPressによるブログ管理のみに使用していますが、これを活用してWeb開発の学習を進めることを検討中。データベースを活かしたサイト運営や、新たなコンテンツ配信の実験場として活用するアイデアもあります。 - 新たなサービスの検討
単なるダウンロードサイトとしての役割は終えたものの、蓄積された知見を活かして、画像配信やデータ管理を軸とした新しいサービスの可能性も視野に入れています。現時点では未定ですが、運用コストが抑えられるため、試験的な運用も容易です。
今後、どのような形で活用するかを引き続き検討していく予定ですが、これまでの運用経験を踏まえ、新たな機能や仕組みの実装にもチャレンジしたいと考えています。
現在利用中のサーバー
ドメイン管理サービス: お名前.com
レンタルサーバー:SD11プラン(24ヵ月)
SD11プランは、現在、新規のサービスはなく新規契約する
場合、SD12プランになっています。
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