Amazonという倉庫
先日、ブログに挙げたAndroid 15搭載のタブレットについて評価コメントを記載したところ、メーカーからの特典として以下のプレゼントをいただきました。
✅ 保証期間の延長(半年 → 2年間)
✅ Bluetoothキーボード
✅ タブレットカバー
Amazonルートの配送と業務改善の視点
今回の配送はAmazonのルートで行われました。かつて私がベンチャー企業で消耗品の販売をしていた際、Amazonを活用するかどうかは大きな判断のポイントでした。
Amazonには、
✅ 注文を受けて自社の流通経路で販売する方法
✅ Amazonの倉庫に預け、Amazonが発送する方法(FBA:Fulfillment by Amazon)
の2種類の流通形態があります。 当時は、顧客の年齢層が比較的高く、個別の値引き対応ができないことから、Amazonでの流通量を見込めないと判断し、自社流通ルートを選択しました。しかし、今になって振り返ると、Amazonルートでは休日配送が可能であるため、人件費や付帯コストを考えればコスト削減の可能性があったのではないかと再考する部分もあります。
休日・長期休暇の対応と在庫管理の工夫
特にゴールデンウィーク(GW)や長期休暇の際には、次のような工夫を行っていました。
✅ 自宅に消耗品を一定量ストックし、注文が入れば近くの配送会社から発送
✅ 休日前に消耗品を切らしそうな顧客を予測し、必要な商品を事前に取り寄せて対応
このような在庫管理の工夫をしていましたが、もしAmazonの倉庫を活用していれば、より効率的に運用できたのではと考えることもあります。Amazonの流通システムを「倉庫」として捉え、そこに業務を置き換えることで、在庫管理コストや人件費を最適化できた可能性があるのです。
人件費の見直しと業務改善
ベンチャーとはいえ、母体が上場企業だったこともあり、当初は「人件費=固定費」という考え方が強く根付いていました。しかし、私が実質的に経営をした最後の3年間では、次のような改善策を導入しました。
✅ 人件費を変動費として捉え、作業コストとして組み込む
✅ コストパフォーマンスの低い業務についてはアルバイトを雇用し、コストを抑える
この結果、2年間は黒字化し、1年は消費税増税による影響で赤字となったものの、一定の成果を上げることができました。
Amazonを業務改善の一環として捉えるべきだったか
今になって振り返ると、Amazonの倉庫機能をより柔軟に活用し、自社の業務と組み合わせることでさらなるコスト削減が可能だったかもしれません。
例えば、
✅ 人件費を含めたコスト管理
✅ 在庫管理コストの軽減
✅ 顧客の発注を代行し、最終決済は顧客が行うシステムの構築
✅ ポイント制による購入数への還元策
といった施策を導入していれば、より効率的な業務運営ができた可能性があります。企業が「倉庫」をどのように使うかは、コスト管理の鍵を握る重要な要素であり、業務改善のヒントとして活かせたのでは反省し将来への糧としたいと思います。
Amazonの当社消耗品サイト → 私が立ち上げたものとは異なりますが
おまけをもらった商品 :TECLAST T60AI → 以前のブログで紹介
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