私のデジタル戦隊 デジタル鬼兵隊構想


画面が増えるたびに、情報の流れが加速する

私の環境は、モニター2枚+液晶テレビ1台の3画面構成にminiPCを接続し、さらにiPad Airと3台のAndroidタブレットを活用した7画面体制。さらにiPhone(2キャリア)、アレクサ端末と6デバイスという状況で、それぞれのスクリーンで異なる情報を表示しながら作業を進めています。

(Geminiで作ってもらったイメージです。・・こんな整理されていませんが)

気がつけば、私のデスク周りはSNSのタイムラインのようになっていま した。視線を動かすたびに、さまざまな情報が行き交い、まるで複数のプラットフォームを同時に閲覧しているかのような状況です。
そして、この環境ならではのユニークな問題もあります。例えば、アレクサ対応端末とタブレットのうち2台がアレクサに反応するため、「アレクサ!」と呼びかけると、あちこちから「はい、どうしました?」という声が返ってきます。

モバイルディスプレイの限界とタブレット活用の必然性

コロナ禍の初期にはPCのマルチモニター化を目的として、15.6インチのモバイルディスプレイを購入しました。しかし、Type-CとHDMI接続が必要であり、特にミニHDMI端子の強度に不安を感じることが多く、ケーブルが抜けかけることが増えてしまいました。その結果、接続の安定性に問題が生じ、持ち歩くことを避けるようになりました。

さらに、未使用のPCをディスプレイの上に置いてしまい、液晶画面にひびが入ってしまったことで、完全に使えなくなり、新たな環境を模索することにしました。


最近は、シェアオフィスなどの外出先で複数の画像を同時に確認したいことが増えています。しかし、PC1台では画面の切り替えに手間がかかり、業務の流れが途切れやすくなります。そこで、タブレットを複数組み合わせることで、よりスムーズな情報処理が可能になるのではないかと考えています。

画面サイズを紙に換算すると見えてくる最適な距離感

この多画面環境を「紙サイズ」に換算して考えると、意外と理にかなっています。一般的なPCのモニターサイズは24インチ前後ですが、タブレットの活用によって視認性が向上するのは明らかです。

例えば、

  • 12インチのタブレットをPCモニターに換算すると、距離が半分の位置なら24インチ相当
  • 距離が1/3になると18インチ相当

つまり、手元に置くタブレットは画面のサイズ以上に視認性が高くなるのです。

さらに、紙のサイズと比較すると、

  • A4サイズ(14.3インチ相当)
  • A3サイズ(20.3インチ相当)

これを考慮すると、12インチのタブレットを3枚縦置きすると、21.2インチ相当となり、A3サイズよりも少し大きな画面領域を確保できることが分かります。つまり、タブレットを並べることで、意図的に「紙のような距離感」を再現し、実際の業務に役立てることができるのです。

わが家のアンドロイドタブレットと持ち歩き用の考察

私が現在、持ち歩きを予定しているAndroidタブレットは以下の3台です。
左からAmazonの10インチタブレット、Android 15の12インチタブレット、Amazonの8インチタブレット。すべてType-Cによる電源供給が可能であり、出力容量の大きなACアダプタ1つで3台をまとめて充電できるため、外出時の電源管理が非常に効率的です。


なお、自宅の環境はあまり整理できていないため、お見せするには少々気が引けます。そのため、シェアオフィスで撮影した実物の写真を掲載しています。

画面サイズと規格のばらつき

タブレットの画面サイズは、放送規格である**NTSC・PAL・HD(1920×1080)**と一致していないことが多く、液晶メーカーごとの設計方針に依存するため、バリエーションが豊富です。
また、アスペクト比に関しても独特で、

  • 黄金比(4:3)よりも縦長
  • ハイビジョン(17:9)よりやや縦長
  • A規格の紙サイズ(7:5)より横長

といった傾向があります。画面の比率は用途に応じて最適化されているとはいえ、統一感はなく、デバイスごとに表示の印象が異なってくるのが面白い点です。

解像度の実用性と視認性

これらのタブレットの解像度はおおよそ200DPI(タブレットなのでPPI:Pixels Per Inchの方が適切)程度で、ファックスの高解像度と同じくらいの精細度を持っています。そのため、手元で読む際の視認性は十分と言えます。

かつて、Apple社のGUI設計の基本理念であるWYSIWYG(What You See Is What You Get)では、印刷を基準として12ポイントの文字を72PPIで表示する仕様が主流でした。(ちなみに、MicrosoftのGDIでは80PPIだったと記憶しています。)

しかし、近年のタブレットの物理的解像度は、それらの基準と比べると飛躍的に進化しており、まさに隔世の感があります。

タブレット運用の課題と可搬性の工夫

ただし、この環境をそのまま外に持ち出すことはできません。現在、自宅では2本アームのモニタースタンドを使い、2つのモニターを設置し、液晶テレビも加えて3画面をminiPCに接続しています。さらに、タブレットはスタンドを活用して配置していますが、デスク型やポール型のスタンドが中心のため、持ち運びには不向きです。

そこで、可搬性のあるモニタースタンドを導入し、タブレットカバーをスタンドとして活用することで4台をセットすることを検討しています。

(Geminiさんの作成してもらったものを編集したイメージ)

また、縦3台置きにするとタブレットカバーのスタンド機能が使えなくなるため、縦配置用の専用スタンドを調査中です。こうした工夫を加えることで、どこでも快適に多画面環境を実現できるようになります。

情報が流れる空間をどう使いこなすか

SNSのように情報が飛び交うデスク環境では、いかにスムーズな視線移動を可能にするかが重要になります。ただ画面を増やすのではなく、紙サイズや解像度、視認性を考慮したレイアウトを実現することで、作業効率を最大化できるのです。

今後は、モニターとタブレットの組み合わせをさらに最適化し、持ち運びに適したスタンドやレイアウトを探しながら、最適なワークスタイルを模索していきます。情報があふれる環境だからこそ、整理しながら活用していくことが重要ですね。



壊してしまったモバイルディスプレイ:cocopar®15.6インチフルHD

自宅で使用しているタブレットスタンド1:タブレットスタンド|AboveTEK(アボーヴ テック)

自宅で使用しているタブレットスタンド2:
自宅で使用しているモニターアーム1:

HUANUO PCモニターアーム デュアル 液晶ディスプレイアーム 2画面

自宅で使用しているモニターアーム2:

ErGear ディスプレイアーム PCモニタアーム

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